TK法7つのステップの思い

弊社のコンサルティングはVE(バリューエンジニアリング)に基づいています。VEは価値向上のための考え方や技術を体系的な手法にまとめたものです。

 

VEは価値向上の道筋を具体的に描くことができ、ビジネスの各場面で短期間のうちに大きな成果を得るための優れた手法です。しかしながらVEは主に大企業、そして開発設計などの上流工程で主に使われており、中小企業や製造工程ではやや使いにくい面があります。

 

この10年来、VEを中小企業の、しかも製造工程や出荷工程などの下流の工程で使いやすいようにできないか、試行錯誤を重ねてきました。そうして行きついた手法が、「TK法7つのステップ」です。

 

TK法7つのステップは、目的思考や機能分析といったVEの考え方に基づいて、中小企業・製造業の現場で使いやすいように再構成し、弊社で開発した業務改善の手法です。「問題解決7つのステップ」「課題抽出7つのステップ」及び「目標達成法」によって構成され、現在の弊社の主要なコンサルティング手法となっています。

 

弊社の設立趣意の一つに、「大企業で普及してきた価値向上技術・手法であるVEを中小企業の世界に広め、中小企業の経営価値向上に貢献していく」というものがあります。VEを中小企業経営の価値向上に役立てたいというのが弊社の強い思いであり、願いであります。

 

TK法7つのステップは、弊社のコンサルティングのほか、企業研修でも大きな成果を上げています。コンサルティングでは生産性向上の具体的な成果を手に入れることができ、研修では受講した社員が生産性向上の具体的な方法を習得することができます。

 

TK法7つのステップに基づくコンサルティングは直近3年間で50社の実績を超え、研修では3年間で200回超の実績があります。「やり方がわかった」「すぐに実行できる」「社内で広めたい」などのアンケート結果を頂き、中小製造業の経営者・管理職・現場作業者の皆様から高い評価を得ています。強い問題意識と、高い改善意欲を持つ方ほど、高い評価をくださるようです。これはTK法7つのステップが理解しやすく実践しやすく、業務改善で成果を出すための道筋が具体的になり、実際に行動に移せるからだ、と考えています。